武豊とのコンビで凱旋門賞挑戦のクリンチャー、国内最終追い切り!宮本師「いい状態でフランスへ」

スポーツ報知
暗闇の中、ゲネラルプローベ(左)と調整するクリンチャー

 仏G1・凱旋門賞(10月7日、フランス・パリロンシャン競馬場)に武豊騎手とのコンビで挑むクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)が8月22日、栗東トレセンの坂路で国内最終追い切りを行った。

 帯同馬のゲネラルプローべ(牡6歳・栗東・宮本厩舎)を追走する形でスタートすると、徐々にスピードアップ。ラストは並びかける形でフィニッシュした。56秒8―13秒0の時計で済ませた。

 管理する宮本調教師は「先週、強い負荷をかけたので、きょうはこのぐらいの予定でした。スッと反応して動きは良かったと思います。大山ヒルズから帰厩後も順調に調整を進められました。いい状態でフランスに行けると思います」と納得の表情を見せた。

 クリンチャーは昨年の菊花賞で2着、今年の天皇賞・春で3着と抜群のスタミナを誇る。今年の京都記念では昨年のダービー馬レイデオロなどG1馬4頭を撃破し、重賞初勝利を挙げた。

 フランス入り後は前哨戦のフォワ賞(9月16日、同)をステップに本番へと向かう。あす23日に関西国際空港から2頭で出国する。

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