武豊とのコンビで凱旋門賞に挑戦のクリンチャー 台風のため出国を翌日に延期

スポーツ報知
調整するクリンチャー(右)

 凱旋門賞(10月7日、フランス・パリロンシャン競馬場)に武豊騎手とのコンビで挑むクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)の出国が延期になることが、23日、JRAから発表された。

 当初は23日21時40分発の貨物便で関西国際空港からの出国を予定していたが、台風20号の影響のため、24日12時30分の便に変更する。

 早い段階で欠航が決まったため、クリンチャーは関空に向けて出発しておらず、この日は栗東トレーニングセンターの検疫厩舎で翌日の移動に向けて備えた。帯同馬のゲネラルプローベ(牡6歳・栗東・宮本厩舎)も同じ便でフランス入りする。

 管理する宮本調教師は「自然には勝てません。でも、前哨戦のフォワ賞(9月16日、パリ・ロンシャン競馬場)までは、まだ日数があります。大山ヒルズから栗東に来て、ここまで順調に調整を進めてきました。出国は少し遅れますが、気を取り直して、現地入り後は目標のレースに向け、しっかり仕上げていきたいと思います」とコメントを出した。

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