【札幌2歳未勝利】ハービンジャー産駒のセントセシリア、3馬身差で初V

スポーツ報知
セントセシリア(中央)が馬場の中ほどから差し切り勝ち

 25日の札幌2R、2歳未勝利(芝1500メートル=7頭立て)は、2番人気のハービンジャー産駒セントセシリア(牝、栗東・矢作芳人厩舎)が後続に3馬身差をつけて、初勝利を飾った。勝ち時計は1分33秒7。

 芝1800メートルの新馬戦(5着)から距離を詰めて臨んだ一戦。連続騎乗の川島信二騎手を背に、中団から直線入り口で2番手まで押し上げると、最後まで力強い伸び。粘り込みを狙った3番人気のトーセングラート(黛弘人騎手騎乗)に3馬身差をつけた。

 母のセシリアにも騎乗経験のある鞍上は、「この距離も良かったと思う。お母さんは気難しいところがあった馬。そのあたりの気性面を気をつけていけば、今後も楽しみ」と勝ち上がりに笑顔。矢作調教師は「小さい馬(馬体重386キロ)で渋った今日の馬場を心配していたけど、頑張って走ってくれた。今後のことはこれから考えます」と振り返っていた。

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