【朱鷺S】ワンスインナムーン、楽に逃げ切って連覇!次走はスプリンターズS目標

スポーツ報知
逃げ切ったワンスインナムーン(カメラ・池内 雅彦)

 8月26日の新潟10R・朱鷺S(3歳上オープン、芝1400メートル=15頭立て)は、ワンスインナムーン(牡3歳、美浦・尾関知人厩舎)が1番人気に応えて快勝した。勝ち時計は1分19秒7。

 14番枠スタートからスッと先頭を奪い、前半1000メートル56秒5のペースを刻んで単独の逃げ。最後まで脚いろは衰えず、2着のショウナンライズに1馬身1/4差をつけて逃げ切った。

 昨年のこのレース以来となる7勝目。騎乗した大野拓弥騎手は「スピードの違いで楽にハナを切った。時計もまとめてくれましたね。これが復活のきっかけになれば」と手応えを感じていた。

 この2戦はスプリント重賞で8、13着。今回は3戦ぶりの1400メートル戦だった。斎藤誠調教師は「1200メートルの仕様になっていたので、自分でハミを取った。行く馬がいれば2番手でも、と思っていたが、やってきた相手が違い過ぎた」と能力を再確認。次走については「賞金が足りればスプリンターズS(9月30日、中山)に行きたい。1200メートルの方がいいんじゃないかな」と話し、大野騎手も「1200メートルなら、よりいいと思う」とうなずいた。

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