【小倉2歳S】川村厩舎がブルベアオーロ、アーデントリー、ミヤジシルフィードの「3本の矢」で重賞制覇に挑む!

スポーツ報知
ブルベアオーロは豊かなスピードの持ち主

◆第38回小倉2歳S・G3(9月2日・芝1200メートル、小倉競馬場)

 小倉2歳S(9月2日、芝1200メートル)に強力な“3本の矢”を送り込む。今年の夏の小倉。川村厩舎はブルベアオーロ、アーデントリー、ミヤジシルフィードで開幕から開催3日連続で新馬戦を制した。「3頭とも控えて抜け出してきた。勝ち方は同じような感じでしたね」と釘田助手は満足そうに振り返る。

 すべてスピード一辺倒ではなく、好位からのデビューV。その後はアーデントリーがフェニックス賞3着だったが、ブルベアとミヤジはここに照準を定めて、待機していた。「アーデントリーは2戦目を使ってピリッとしている。ブルベアは使った上積みがあると思うし、ミヤジも体が緩かったぶん、上積みはあるはず」と、この中間の上昇を感じている。

 15年のこのレースも3頭(5着コウエイテンマ、9着ブンブンブラウ、14着クリノシャンボール)で臨んだが、いずれも阪神、中京でデビューしていた当時と違い、今回は全頭がこの舞台で勝ち上がり。コース実績という強みがある。「うまさがあるし、レースに行って注文がつかないですから」と釘田助手。万全の態勢で狙いすました一戦を仕留めにいく。(武)

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