【札幌2歳S】6番人気ニシノデイジー重賞初V!2歳戦線の主役に名乗り

スポーツ報知
ニシノデイジー(左)は、内のナイママとの叩き合いを首差で制した(右は3着のクラージュゲリエ)

◆第53回札幌2歳S・G3(9月1日・芝1800メートル、札幌競馬場、良)

 夏の北海道のオーラス重賞を制したのは6番人気の伏兵だった。第53回札幌2歳S・G3が1日、札幌競馬場で行われ、勝浦騎乗のニシノデイジーが重賞初Vを飾った。3角8番手から4角で2番手まで押し上げ、最後は先に抜け出したホッカイドウ競馬のナイママを首差で競り落とした。「オッと思わせる手応えがあった。本当に頑張ってくれました」。17年3月のマーチS(インカンテーション)以来の重賞Vとなった鞍上が相棒を称えた。

 管理する高木調教師も、16年チャンピオンズC(サウンドトゥルー)以来のタイトル。次走は未定だが、洋芝巧者のハービンジャー産駒が2歳戦線の主役に名乗りを上げた。(川上 大志)

 ◆ニシノデイジー 父ハービンジャー、母ニシノヒナギク(父アグネスタキオン)。美浦・高木登厩舎所属の牡2歳。北海道浦河町・谷川牧場の生産。通算成績は3戦2勝。総収得賞金は3929万円。重賞初勝利。馬主は西山茂行氏。

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