リスグラシュー、秋2戦はモレイラとコンビ結成 府中牝馬S→エリザベス女王杯

スポーツ報知
モレイラ騎手

 今春のヴィクトリアマイルで2着だったリスグラシュー(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が今秋、ジョアン・モレイラ騎手(34)=ブラジル=と新たにコンビを組むことが5日、決まった。同馬は府中牝馬S・G2(10月13日、東京)から始動し、エリザベス女王杯・G1(11月11日、京都)へ向かうローテーションが決定し、2戦ともに手綱を執る。管理する矢作調教師が明らかにした。

 JRA通年免許取得を目指すモレイラ騎手は今夏の札幌開催で31勝を挙げ、初のリーディングを獲得。今年は秋にも短期免許を取得し、9月29日から10月28日、11月10日から12月9日までの間に騎乗する予定だ。

 同馬は現在、滋賀県・ノーザンファームしがらきに放牧中だが、今月20日前後に帰厩する予定になっている。「(中長距離の)オークスや秋華賞で結果は出ていないが、ハーツクライ産駒だし、もう一度(長い距離に)トライしてみたい。牝馬同士ということもあるからね」と矢作調教師は説明。今夏に猛威を振るった「雷神」とのコンビで悲願のG1初制覇を狙う。

競馬

×