重賞5勝ヤマカツエースが引退

スポーツ報知
ヤマカツエース

 昨年、一昨年の金鯱賞連覇など重賞5勝を挙げたヤマカツエース(牡6歳、栗東・池添兼雄厩舎)が現役を引退することが6日、決まった。右膝のけいじん帯炎を発症したもので、今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる。管理する池添兼調教師が明らかにした。

 同馬は父キングカメハメハ、母ヤマカツマリリン(父グラスワンダー)の血統。2014年6月に函館でデビュー。翌15年4月のニュージーランドTで重賞初制覇を飾ると、同年秋の福島記念で古馬相手に完勝。自身が古馬になってからも重賞3勝を挙げた。ラストランは今年の大阪杯・G1で4着だった。

 池添兼雄調教師「G2を3つ、G3を2つ勝ってくれましたからね。大きなレース(G1)を取りたかったですが、そのぶんは子供たちに頑張ってほしいと思います」

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