【紫苑S】アヴィオールは6着 ロサグラウカは11着

スポーツ報知
6着のアヴィオール

◆第3回紫苑S・G3(8日・芝2000メートル、中山競馬場、良)

 2番人気のノームコア(牝3歳、父ハービンジャー、美浦・萩原清厩舎、クリストフ・ルメール騎手)が直線で抜け出し、重賞初制覇を果たした。勝ち時計はコースレコードに0秒2まで迫る1分58秒0で、16年にビッシュが記録した1分59秒7を1秒7更新するレースレコードだった。

 3馬身差の2着に1番人気のマウレア(武豊騎手)。さらに半馬身差の3着は7番人気のランドネ(吉田隼人騎手)が逃げ粘った。3着まで秋華賞(10月14日、京都)の優先出走権を手にした。

 戸崎騎手(アヴィオール=6着)「3コーナーくらいまでちょっと窮屈で、ハミ取りが良くなかった。ペースが速くなってからもたもたしたが、その後はジリジリと伸びていた。操縦性がいいですし、まだ緩さはありますが、体全体を使って走れていた」

 石橋騎手(オハナ=8着)「ここ2走は馬が苦しさを出していたが、今日は活気があった。この2走は走りをやめていたのが、最後まで頑張っていたので、一段階良くなったレースだった」

 内田騎手(メサルティム=9着)「1コーナー手前で押し込められた。先々は良くなってきそう」

 松山騎手(カレンシリエージョ=10着)「切れるタイプではないので、自分から動いていった。無理しない形で上がってこられたが、坂で止まってしまった」

 石川騎手(ロサグラウカ=11着)「乗り上がる形で発馬した。スタートが悔やまれますね。ちょろちょろと脚は使ったが、最後は同じ脚いろになった」

 北村宏騎手(ロマンテソーロ=12着)「流れに乗れず、前半は追走に手間取っていた。よく伸びているけれど、まだ自在に立ち回れない部分がある」

 松岡騎手(ロフティフレーズ=15着)「背中に力がつけば楽しみな馬です」

 菊沢騎手(ホクセンジョウオー=16着)「このクラスだとペースが速くて、脚を使えなかった。自己条件でもう一度頑張ってもらいたいです」

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