【阪神6R新馬戦】ブラックダンサーが良血2頭を抑えてデビューV Mデムーロ「馬なりで伸びてくれた」

スポーツ報知
(左から)1着ブラックダンサー、クールジェンヌ、メイショウフクイク、2着ドナウデルタ

 9月9日の阪神6R・新馬戦(牝馬限定、芝1400メートル、10頭立て)は、好位で運んだ3番人気のブラックダンサー(牝2歳、父ブラックタイド、栗東・高野友和厩舎)が直線で抜け出し、初陣を飾った。勝ちタイムは1分23秒6(稍重)。

 五分のスタートを決めると、少し促されてインの4番手へ。そのまま流れに乗った。残り600メートル手前で鞍上がゴーサインを出すとスムーズに加速。直線は先行2頭を外からかわし、ドナウデルタ(2着)、イベリス(3着)の良血2頭の追い上げを1馬身1/4差で封じた。

 ミルコ・デムーロ騎手は「まじめな馬ですね。スタートが決まって、いいポジションにいけたし、直線も馬なりで伸びてくれました」とセンスの良さを評価した。高野調教師は「スタートが課題でしたが、金曜(7日)のゲート練習をジョッキー騎乗で経験できたのがよかったです」と鞍上の協力に感謝。次走は未定だが、「気が強すぎるかな、と感じていた面は問題ありませんでした。今日のレースぶりなら、距離が延びても大丈夫そうですね」と今後の見通しを語った。

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