【ローズS】サラキア好仕上がり!あっさり11秒5

スポーツ報知
サラキアは単走馬なりで好タイムをマーク

◆ローズS追い切り(12日・栗東トレセン)

 サラキアは栗東・CWコースを単走で、リズム重視にゆったりと進めた。直線も馬なりでサッと伸ばしただけ。それでいてラスト1ハロン11秒5と上々の伸び脚(6ハロン85秒5)。池添学調教師は「アクションを起こすとビュッと行きそうな感じでした。体は先週までにできていますから。変に抑え込んで気負うと良くないので、気分良く走らせました」と納得の表情をみせた。

 春の2冠戦は出走できなかったが、G2で2度の4着と世代上位の素質は示した。そして、ひと夏を越した前走の500万をレコード勝ち。確かな成長を結果でも示した。「以前は調教をやると減っていたけど、体重がしっかりと乗ってきました。今回の舞台が一番いい。次(秋華賞)というより、今後のために賞金を加算したい」と池添学師。出走への権利取りではなく、勝ち負けを意識して臨む戦いだ。(宮崎 尚行)

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