【セントライト記念】ダービー馬全弟レイエンダが鋭い反応 無傷4連勝での重賞初制覇へ視界良好

スポーツ報知
美浦のウッドチップコースで追い切ったレイエンダ(手前)

 ◆セントライト記念追い切り(13日、美浦トレセン)

 第72回セントライト記念・G2(17日、中山・芝2200メートル)で重賞初制覇を狙うレイエンダ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が13日、美浦トレセンのウッドチップコースで追い切りを行った。

 杉原誠人騎手(レースはクリストフ・ルメール騎手)を背にペイドメルヴェイユ(4歳1000万)を5馬身追走。4ハロンから気分よく進むと、直線では鞍上の合図に素早く反応。内からシャープに伸びて、最後は併入に持ち込んだ。

 17年日本ダービー馬レイデオロの全弟は、昨夏の札幌での新馬戦(1着)後に膝の骨折で長期休養へ。それでも、今春の復帰後は500万、1000万をノンストップで駆け上がって重賞に初挑戦する。

 藤沢和調教師は「速いところにいって反応がいいのは、この血統の共通点。今回は同世代のオープン馬たちが相手になるが、トライアルだし、結果として夏場に一回使っているのもいいんじゃないか」と期待を持って送り出す。

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