【中山2歳未勝利】良血シークレットランが2戦目でV 内田「もともと力のある馬」

スポーツ報知
中山3Rで初勝利を挙げたシークレットラン(奥は2着のラージヒル)

 9月15日の中山3R・2歳未勝利(芝1800メートル=10頭立て)は、新種牡馬ダンカーク産駒のシークレットラン(牡2歳、美浦・田村康仁厩舎)が1番人気に応え、2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分50秒1。

 朝から強い雨が降り、稍重のコンディション。大外10番枠からダッシュを利かせたが、内の馬が速く、道中は中団で運んだ。3コーナーで外から動き始めると、直線では坂を力強く駆け上がり、2着のラージヒルを半馬身差で差し切った。

 初戦2着以来、3か月ぶりの実戦で勝利。騎乗した内田博幸騎手は「もともと力のある馬。前走(勝ったアガラスはのちのコスモス賞で2着)は相手が悪かった。力のある馬なので、こういう馬場もよかった。2、3番手でレースを引っ張ろうと思ったが、行けなかったので後方につけ、リズムよく運んで早めに動いた。前走は2番手だったから、馬込みで競馬ができたことはよかった」と収穫を口にした。

 同馬は父ダンカーク、母カールファターレ(父キングカメハメハ)という血統。3代母は名牝のダイナカールで、近親にはG1・2勝のエアグルーヴや2015年の日本ダービー馬ドゥラメンテ、国内外で重賞5勝を挙げたルーラーシップなど良血馬が並ぶ。

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