頭蓋骨骨折の福永がコメント発表「大丈夫です 不安があるなかで復帰しようとは思いません」

スポーツ報知
福永祐一騎手

 9月16日の阪神6Rでゴール入線後に落馬して頭蓋骨骨折、気脳症と診断された福永祐一騎手(41)=栗東・フリー=が17日、コメントを発表した。

 同騎手は16日の阪神6Rで落馬。以降、10R・能勢特別で勝ったカフジバンガードなど3鞍に騎乗したが、12R後に改めて診断を受けて頭蓋骨骨折、気脳症が判明。一夜明けた17日、阪神で騎乗を予定していた8鞍全てが乗り替わりとなっていた。症状は軽く、23日に行われる菊花賞トライアルの神戸新聞杯(阪神)のワグネリアンには騎乗する方向となっている。

 以下は福永騎手から発表されたコメント

 「大丈夫です。ご心配をおかけして本当に申し訳ありません。落馬負傷後もいつもと同じような騎乗ができていたのですが、診療所の方から念のためにCTを撮っておいた方がいいとのことで外部の病院に行きました。その結果、右のこめかみあたりの頭蓋骨に骨折とわずかな空気の混入が見られました。程度としては軽いものなのですが、そこから感染症にかかったり、髄液の漏れがあると重大なことにつながりかねないので、安静にするように指示を受けました。(きょうもCTを撮り)今のところ髄液の漏れも出血もありません。また、骨折箇所の痛みも、体にも痛みはありません。明日、またCTを撮って経過次第ではありますが、状態が安定していれば騎乗許可をもらえる見込みです。順調なら騎乗できる見込みですが、関係者やファンに迷惑をかけるので不安があるなかで復帰しようとは思いません。戻った際には今までと同じ騎乗をお見せしたいです」

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