【次回注目馬】最後のチャンスをつかんだエールグリーツ 飛躍は十分

スポーツ報知

◆エールグリーツ(9月17日、阪神4R・3歳未勝利、芝1800メートル=1着)

 内から力強い脚で抜け出し、最後のチャンスをものにした。「キビキビして追い切りの感じは悪くない。クセがなくいい馬」とレース前に話していた和田騎手が、自信満々のリードで勝利へと導いた。

 3歳馬にとって生き残りをかけた芝のスーパー未勝利は、粒ぞろいのメンバーとなることが多く、ここで勝ち切るのは容易ではない。15年に9月の阪神の芝1800メートルで初勝利を挙げたパフォーマプロミスは重賞ウィナー(18年日経新春杯)となる飛躍を遂げている。

 1分46秒7の勝ち時計は優秀。父はディープインパクト、母は米国G1のフラワーボウルS(芝2000メートル)を勝ったアーヴェイという良血馬で、昇級後だけではなく、先々まで注目が必要だろう。(内尾 篤嗣)

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