頭蓋骨骨折の福永、復帰は10月に 神戸新聞杯ワグネリアンは騎乗断念

スポーツ報知
第85回日本ダービーをワグネリアンで制した福永祐一騎手(中央

 9月16日の阪神6Rでゴール入線後に落馬し、頭蓋骨骨折、気脳症と診断された福永祐一騎手(41)=栗東・フリー=が18日、来週(30日)までのレース騎乗を取りやめると発表した。デビューから全6戦で手綱を執り、23日の神戸新聞杯・G2で騎乗予定だった日本ダービー馬ワグネリアンは乗り替わりとなる。

 同騎手は16日の負傷後も3鞍に騎乗したが、同日の全レース終了後に外部の病院でCT検査を受け、右のこめかみ部分の頭蓋骨に骨折とわずかな空気の混入が判明。翌17日に予定していた全8鞍の騎乗をとりやめた。症状は軽く、当初は今週からの復帰に前向きな姿勢を見せていたが、万全になるまで休養することを決断した。現在、患部の状態は安定しているという。

 福永騎手は「医師と相談した結果、今週と来週の騎乗をとりやめることに決めました」とのコメントを出した。

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