落馬負傷の福永騎手、30日まで騎乗取りやめ…神戸新聞杯ワグネリアン乗り替わり

スポーツ報知
福永騎手

 16日の阪神6Rで入線後に落馬し、頭蓋骨骨折、気脳症と診断された福永祐一騎手(41)=栗東・フリー=は18日、来週の30日までレース騎乗を取りやめると発表した。23日の神戸新聞杯で騎乗予定だった日本ダービー馬ワグネリアンは乗り替わりとなる。スプリンターズS(30日)で騎乗予定だったキャンベルジュニアとともに、新たな鞍上は未定。

 同騎手は負傷後も阪神10Rをカフジバンガードで勝つなど3鞍に騎乗したが、全レース終了後に外部の病院でCT検査を受け、右のこめかみ部分の骨折とわずかな空気の混入が判明。翌17日に予定していた全8鞍の騎乗をとりやめた。幸い症状は軽く、当初は今週からの復帰に前向きな姿勢を見せていたが、万全になるまで休養することを決断した。患部の状態は安定しているという。

 福永は「医師と相談した結果、今週と来週の騎乗をとりやめることに決めました」とのコメントを出した。

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