四位騎手、緊張の新規調教師免許一次試験「手が震えて、字が書けなかった」 蛯名騎手も受験

スポーツ報知
調教師試験終了後、心境を述べる四位洋文騎手

 新規調教師免許の第一次試験(筆記試験、身体検査)が9月19日、東西トレセンで行われ、栗東では四位洋文騎手(45)=フリー=が、美浦では蛯名正義騎手(49)=フリー=がそれぞれ初めて受験した。

 四位は3時間以上に及んだ試験を、穏やかな表情で振り返った。「大変ですね、やっぱり。すごい雰囲気でした。緊張しましたよ。手が震えて、字が書けなかった」。この1年は騎乗と試験勉強を両立をしてきたが、実際に受験を終えると「1年じゃ足りないぐらい。競馬で生きていく人間として、もっと知らないといけないこともある」と冷静に分析した。

 今週末からは再び、騎手として騎乗を再開する。「結果は甘くないと思いますが、受からなかったらまた来年もチャレンジできるから。今日はゆっくりします」。一次試験の合格発表は10月11日。二次試験(口頭試験)は11月27~29日で、合格者は12月6日に発表される。

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