【オールカマー】復活目指すゴールドアクター、チークピーシーズ装着で首差先着!

スポーツ報知
チークピーシーズを装着して追い切られたゴールドアクター(左)

◆オールカマー追い切り(19日・美浦トレセン)

 15年の有馬記念優勝馬ゴールドアクターが模索している。追い切りでは初めてチークピーシーズを着用し、美浦のWコースに現れた。エンパシー(4歳500万)を6馬身追走。馬なりで首差先着し、5ハロン67秒6―13秒1と時計も悪くなかったが、騎乗した吉田隼は「調教は昔から動く馬なので、そういう意味では変わらない。動きだけだったら勝ち負けできるくらい。ただ、今までは気持ちで走ってきた馬だが、そういうところが失われてきた」と複雑な表情を見せた。

 チークピーシーズを着けたのは「並ばれると遊ぶ面がある」(中川調教師)ためで、レースでも初めて着用する予定だ。2戦連続で最下位と大きく崩れたのは、体調ではなく気持ちの問題。馬具の効果を信じたい。(石野 静香)

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