【阪神新馬戦】1番人気のヴァンドギャルドが完勝 藤原英調教師「文句ない内容」

スポーツ報知
阪神5Rの新馬を勝ったヴァンドギャルドと北村友騎手

 9月22日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル=12頭立て)は単勝2・1倍の1番人気だったヴァンドギャルド(牡、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)が直線で抜け出し、2着に1馬身1/4差をつける危なげない完勝でデビュー戦を飾った。勝ち時計は1分36秒8。

 道中は内ラチ沿いの中団からの追走。直線入り口では前にスペースがなかったが、馬群を割るようにジワッとスピードに乗ると、前が開いたラスト1ハロンで一気に加速。逃げるオメガハートクィンをラスト50メートルでかわし、余力十分にゴール板を駆け抜けた。

 母のスキアは仏G3・フィユドレール賞の勝ち馬。血統面だけでなく、今週の追い切りでは皐月賞馬のエポカドーロと互角の動きを見せていた。「この馬の脚さえ出せれば、いい勝負になると思っていました。集中力に欠ける面はありますが、道中はリラックスして走れていたし、狭いところでも脚を使えた。いい能力を持っていると思います」と北村友騎手は能力を高く評価した。

 藤原英調教師も「文句ない内容でした。距離を延ばしてもいいと思う」と満足そうな表情を浮かべていた。今後は未定。

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