【ききょうS】2番人気のイッツクール 鮮やかな逃げ切り

スポーツ報知
阪神9RのききょうSを勝ったイッツクールと松田騎手(左から三人目、左隣は武英調教師

 9月22日の阪神9R・ききょうS(2歳オープン、芝1400メートル=9頭立て)はアルデバラン2産駒で2番人気のイッツクール(牡、栗東・武英智厩舎)が逃げ粘り、オープン初勝利を挙げた。勝ち時計は1分22秒2。

 最内枠からスッと先手を奪うと、道中は前半600メートルが35秒4のマイペースに持ち込む。直線でもバッタリと止まることはなく、最後は外からジョニーズララバイとジュランビルが猛追したが、何とか首差でしのぎ切り、2勝目を挙げた。

 デビューから手綱を執る松田騎手は「1400メートルの距離がどうかというのがありましたし、最後は鈍るところもありましたが、体が大きくなっていますし、まだ成長の余地があると思います」と笑顔。次走は未定だが、年内の大目標を朝日杯FS・G1(12月16日、阪神)に置いたローテーションが組まれる予定。

 また、1番人気だったブルスクーロは直線で伸びを欠き、5着に敗れた。

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