【中山2R2歳未勝利】アーモンドアイの半妹ユナカイトが快勝 「半端ない! ラスト150メートルはすごい脚」とルメール称賛

スポーツ報知
初勝利を挙げたユナカイト(左、カメラ・池内 雅彦)

 9月23日の中山2R・2歳未勝利(芝1600メートル=16頭立て)は、今年の2冠牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)の半妹で、ヨハネスブルグ産駒のユナカイト(牝2歳、美浦・木村哲也厩舎)が1番人気に応え、2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分35秒4。

 13番枠スタートから五分に発馬し、道中は8番手を追走。手応えよく直線に向くと、勢い良く坂を駆け上がり、2着のシセイタイガに1馬身1/4差をつけて快勝した。

 騎乗したルメール騎手は「半端ない」と笑顔で第一声。「ゲートの中はチャカチャカしたが、レースの時はとてもリラックスして、スムーズな競馬でした。直線ではだんだんと加速した。ラスト150メートルはすごい脚を使った」と興奮気味に振り返った。

 今年の桜花賞、オークスを制した2冠牝馬アーモンドアイの半妹。姉の主戦でもあるルメール騎手は「お母さん(フサイチパンドラ)はすごい馬。お姉さんもすごい馬。アーモンドアイの方が少し上ですけど、この馬もいい馬です」と能力を感じていた。

 また、デビュー戦2着から2戦目で勝ち上がった過程は、アーモンドアイと同じ。ユナカイトのデビュー戦を振り返り、「外枠でしたし、負けたけれど、すごくいい脚を使った。いい練習になりました」と話した。

 姉のアーモンドアイは2012年のジェンティルドンナ以来、史上5頭目となる牝馬3冠を目指して、引き続きルメール騎手の鞍上で秋華賞(10月14日、京都)に挑む。

競馬

×