【中山4R新馬戦】アポロキングダム産駒アポロビビが圧勝 集中力が課題も「いい内容」と勝浦は評価

スポーツ報知
デビュー戦で勝利したアポロビビ

 9月23日の中山4R・新馬(ダート1200メートル=16頭立て)は、5番人気だったアポロキングダム産駒のアポロビビ(牡2歳、美浦・中舘英二厩舎)が圧勝した。勝ち時計は1分12秒2。

 スタートで出遅れ、すぐにダッシュを利かせたが道中は10番手。手応え良く6番手で直線に向き、残り100メートルで前に並ぶ間もなく先頭に立つと、後方から追い込むトミケンルーアを2馬身半差抑えてゴールした。

 騎乗した勝浦正樹騎手は「調教に乗った時から、スピードがあるし、いいなと感じていて、楽しみにしていた。ただ、集中力がない感じで、それでこの内容。間違いなく使って良くなるタイプ。いきなりこういう競馬ができたのはよかった。距離が延びていいタイプではなさそう。調教では真剣味がなく、今日も物見をしていて、出遅れたのがかえってよかった。いい内容で結果が出てよかったです」と振り返った。

 管理する中舘英二調教師は「アポロキングダム産駒で、ガンガン調教をすると頭がいかれてしまうので、大事に育てていきたい」と話した。

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