【紫菊賞】アドマイヤジャスタ、人気に応え快勝…ルメール「大人になったら強くなれる」

スポーツ報知
アドマイヤジャスタ(左)がロジャーバローズとの追い比べを制す

 10月14日の京都9R・紫菊賞(2歳500万、芝2000メートル、7頭立て)は、1番人気のアドマイヤジャスタ(牡2歳、父ジャスタウェイ、栗東・須貝尚介厩舎)が直線で鋭く抜け出し、未勝利からの連勝を飾った。勝ちタイムは2分0秒8。

 出負けして1コーナーは後方2番手で回ったが、馬群の外からじわじわとポジションを上げていき、3番手で直線へ。残り150メートルで前を行くロジャーバローズをきっちりとらえ、1馬身1/4差をつけた。

 初めての2000メートルをクリアして、通算成績を3戦2勝とした素質馬に、クリストフ・ルメール騎手は「ゲートもあまり出ないし、レース前もエキサイト。まだ子どもですが、レースでは乗りやすくて、能力がある。いい脚を使うので、長い距離も絶対いける。大人になったら強くなれる」と将来性を高く評価した。

 須貝調教師は「テンションが高かったので、いったん放牧に出してリセットしたい」と話した。次走は未定。

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