【菊花賞】ブラストワンピースが3頭併せで最先着! 大竹師「刺激に対する反応が良くなった」

スポーツ報知
美浦Wコースで追い切ったブラストワンピース(カメラ・池内 雅彦)

 第79回菊花賞・G1(10月21日、京都・芝3000メートル)に出走するブラストワンピース(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)が10月17日、美浦トレセンで最終追い切りを行った。

 調教助手が騎乗し、ウッドチップコースで3頭併せの最後方からスタート。直線で内に入ると、走りのリズムに合わせて手綱を押され、2頭に2馬身ほど先着した。追い切りから上がってくると、池添謙一騎手に乗り替わり、ゲート練習をこなした。

 池添騎手は1週前追い切りにも騎乗し、2週連続で馬にまたがった。「きょうは追い切りには騎乗せず、ゲート練習を確認しました。絶対(に五分に出られる)とは言い切れませんが、しっかり練習できました。先週、今週といい形の追い切りができましたし、状態に関しては良く、いい雰囲気。前走(新潟記念1着)は経験豊富な古馬相手に簡単ではないと感じていましたが、強い勝ち方で、いい内容だったと思います。日本ダービー(5着)は自分がもっとうまく乗れていたら、違う結果になった。悔しさだけが自分の中にあります。菊花賞はクラシック最後の1冠。ブラストワンピースにとっては一生に一度の舞台なので、何としてでも一緒に取りたい。レースに行くと折り合いに不安のない馬なので、3000メートルは大丈夫だと思っています」と意気込んだ。

 大竹調教師は「追い切りは良かったですね。しっかり反応して、刺激に対する反応が良くなった。ゲート練習をしたのは、ここ数戦、中でソワソワして立ち遅れたので、確認作業です。幸いこの馬は、折り合いに関しては以前から苦にしない馬なので、距離は不安に思っていない。まだ緩さを抱えながら調整してきたので、まだまだ強くなると思う。今後も末永く応援よろしくお願いします」と期待していた。

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