【富士S】エアスピネル軽快ラスト12秒2

スポーツ報知
軽快に脚を伸ばすエアスピネル

◆第21回富士S・G3(10月20日・芝1600メートル、東京競馬場)

 第21回富士S・G3(20日、東京)で秋の始動戦となるエアスピネルが17日、栗東の坂路で最終追い切りを行った。坂路を単走で51秒7。スピードに乗ってラストは12秒2でフィニッシュした。

 今春の読売マイラーズC(3着)のあと、右腰に痛みが出たため6か月ぶりでも動きにブランクの影響はない。「前哨戦は前哨戦だけど、この今の力を発揮できる仕上がり。時間はかかったが、動きがピリッとして良かったね」と笹田調教師は納得の表情を見せていた。

 昨年の富士Sなど重賞3勝。昨年のマイルCSで2着のように、この路線ではトップクラスの実力を誇る。「G1の勲章を取らせたい。それだけの価値のある馬だよ」と笹田師。このG3で連覇を飾り、目標のマイルCS(11月18日、京都)に駒を進める。(内尾 篤嗣)

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