【天皇賞・秋】歩様に乱れレイデオロ、追い切り中断も…日曜追いで出走へ

スポーツ報知
1週前追い切りを中断したレイデオロ(馬上は脚もとを気にする五十嵐)

◆天皇賞・秋1週前追い切り(10月17日、美浦トレセン)

 天皇賞・秋(28日、東京・芝2000メートル)に登録している昨年の日本ダービー馬レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和厩舎)が17日、1週前追い切りを中断するアクシデントに見舞われた。美浦・ウッドチップコースの3頭併せで最後方を追走していたが、騎乗した五十嵐(レースはルメール)が4コーナー付近で手綱を引っ張ってスピードを落とし、ゴール板を過ぎてから下馬。五十嵐は「直線まで手応えはあったが、右前脚を馬場に取られた感じでガクンときて、その後の3、4完歩の歩様が乱れた。ハロー(整地)明けだったが、たまたま深いところに入ったのでは」と状況を振り返った。

 その後、午前中に美浦の診療所で検査を受けた結果、異常なしと診断。出走する方向に決まり、藤沢和調教師は「追い切りができなかったので、日曜日(21日)に速い時計を出します」と説明した。今年は3世代のダービー馬対決で注目を集めたが、今年優勝のワグネリアン(牡3歳、栗東・友道厩舎)が疲労のため16日に回避を発表。レイデオロも出走が危ぶまれたが、無事が確認された。

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