【新馬戦出走馬 21日京都5R】菊花賞当日は今年も「伝説」の予感 ワールドプレミア軽快に動いた

スポーツ報知
ワールドプレミアは2歳戦絶好調の友道厩舎が送り出す有望株

 菊花賞当日の京都・芝1800メートル(21日5R)は例年、多くの素質馬がスタンバイ。特にのちのG1ウィナーが3頭(アンライバルド、ブエナビスタ、スリーロールス)も出走した08年は「伝説の新馬戦」と呼ばれる。今年の注目はワールドプレミア(父ディープインパクト)。12年の日本ダービーで1番人気(4着)に推されたワールドエースの全弟が初陣を迎える。

 「最初は体が薄い印象があったけど、夏を越して幅が出てきた。いい形で成長している」と友道調教師。11日の栗東・坂路で52秒9―12秒8。ジュンスパーヒカル(6歳1600万)を相手に追走先着を果たし、素質の一端をのぞかせた。

 「いいですね。体がムチムチっとした感じではないので、距離の融通は利きそう。動かすと軽さもある。楽しみ」と友道師。今年の2歳戦で全国トップの9勝を挙げる厩舎の勢いも追い風に、スターへの第一歩を踏み出す。

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