【東京5R新馬】祖母にエアグルーヴを持つランフォザローゼスがV サトノダイヤモンドの全弟は3着

スポーツ報知
鮮やかにデビュー戦を飾ったランフォザローゼス(右、左は2着のトランスナショナル)

 10月20日の東京5R・新馬(芝2000メートル=18頭立て)は、祖母に名牝エアグルーヴを持つキングカメハメハ産駒のランフォザローゼス(牡2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が好位から抜け出して、初陣を勝利で飾った。勝ち時計は2分2秒1。

 スムーズに先行して2番手を追走。残り300メートルで先頭に立つと、ゴール前でひと伸びし、外から迫るトランスナショナルを首差抑えてゴールした。

 騎乗したルメール騎手は「乗りやすかった。いいスタートを切って、いいポジションを取ることができた。道中も息が入ったし、2着馬か来るとまた加速した。長い距離も問題ない。走りそう」と手応えを感じていた。

 同馬は2017年のセレクトセール1歳セッションにおいて、1億2500万円で落札されたキングカメハメハ産駒。母ラストグルーヴ(父ディープインパクト)、その母エアグルーヴという血統で、近親にドゥラメンテ、ルーラーシップ、アドマイヤグルーヴなどのG1馬が並ぶ。

 なお、1番人気に推されたG1・2勝馬サトノダイヤモンドの全弟サトノジェネシス(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)は、メンバー最速となる33秒3の末脚で追い込んだが、3着に終わった。

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