【アイビーS】クロノジェネシスがデビュー2連勝!上がり最速32秒5と抜群の瞬発力

スポーツ報知
アイビーSを勝ったクロノジェネシス(カメラ・池内 雅彦)

 20日の東京9R・アイビーS(2歳オープン、芝1800メートル=10頭立て)は、3番人気のバゴ産駒のクロノジェネシス(牝、栗東・斉藤崇史厩舎)が、直線で鋭く抜け出してデビュー2連勝を飾った。今年の紫苑Sを制したノームコア(父ハービンジャー)の半妹。勝ち時計は1分48秒6。

 少頭数らしく前半1000メートル通過は1分2秒9というゆったりとした流れのなか、道中は3、4番手を進んだ。直線では前を行くコスモカレンドゥラをかわしにかかる際、内か外か進路を迷うそぶりを見せたが、外に持ち出して仕掛けると鋭く伸びて2馬身差の完勝。上がり最速32秒5と抜群の瞬発力を発揮した。

 北村友騎手は「新馬戦の時よりテンションが上がっていましたけど、前進気勢がありながら我慢も利いていて、反応は良かった。能力のある馬だと思いました」と、内容を高く評価した。

 斉藤崇調教師は「内か外か迷っていたのかもしれないが、早めに抜け出さず、待てたのがよかった。この後はノーザンファームしがらきに放牧に出して、状態を見てから決めます」と振り返った。

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