【富士S】ハッピーグリンは展開合わず11着 ウインガニオンは発馬後手で最下位18着

スポーツ報知
11着のハッピーグリン

◆第21回富士S・G3(10月20日、東京・芝1600メートル、良)

 マイルCS(11月18日、京都)への優先出走権(1着馬に付与)をかけたG3は18頭立てで争われ、2番人気のロジクライ(牡5歳、栗東・須貝尚介厩舎、クリストフ・ルメール騎手)が好位追走から直線で抜け出し、そのまま押し切って16年シンザン記念以来、2年9か月ぶりの重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は1分31秒7。

 2馬身差の2着に3番人気のワントゥワン、鼻差3着は5番人気のレッドアヴァンセだった。

 石川騎手(クルーガー=9着)「休み明けを考えればまずまずの内容。上がりの歩様が突っ張っていたので、今後が心配だが、無事なら次は上がってきそう」

 松岡騎手(ウインブライト=10着)「マイルは合っていた。これを使って良くなってくれば」

 内田騎手(ハッピーグリン=11着)「直線で来られたのは関係ない。ヨーイドンの展開が合わなかった。もう少し距離があった方がよさそう」

 御神本騎手(ガリバルディ=12着)「折り合いが難しい馬だと聞いていたので、ゆっくり運んだ。この馬なりに脚を使ったが、前が止まらなかった」

 柴山騎手(ゴールドサーベラス=13着)「このメンバーですしね。切れ味勝負になると分が悪い。中山の方がこの馬の競馬ができる」

 武藤騎手(ヤングマンパワー=15着)「調教からかかる感じがあり、4コーナーで狭くなった時にかんでしまった。内から伸びそうだったが、長くいい脚を使えないタイプ。いいポジションで一瞬の切れる脚を使いたかった」

 蛯名騎手(デンコウアンジュ=16着)「手応えが良くて、一瞬伸びそうな雰囲気はあったが、気が抜けてしまった。上がりを見たら、フケ(発情)っぽい感じだった」

 大野騎手(ストーミーシー=17着)「直線に向くまで感じは良かったが、最後は伸び切れなかった」

 酒井騎手(ウインガニオン=18着)「スタートであごを上げて、行儀がいい感じではなかった。スタートで後手を踏んだ。積極的にハナに出していくと力んでかんでしまうので、外めの枠からスムーズに先行できればよかった」

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