【菊花賞】最少キャリア4戦目のフィエールマンが接戦制す ルメールが牡牝の3冠目を奪取

スポーツ報知
エタリオウとの激戦を鼻差で制したフィエールマン(手前)

 ◆第79回菊花賞・G1(21日、京都・芝3000メートル、良)

 3冠最終戦は18頭立てで争われ、7番人気のフィエールマン(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)が直線で内から抜け出し、先に先頭に立ったエタリオウとの激戦を鼻差で制し、重賞初勝利がクラシックのタイトルとなった。4戦目での戴冠(たいかん)は最少キャリアVで、関東馬の制覇は2001年マンハッタンカフェ以来の17年ぶりとなった。

 2着に2番人気のエタリオウ(ミルコ・デムーロ騎手)、さらに1馬身半差の3着に武豊騎手騎乗の10番人気のユーキャンスマイルが入った。1番人気のブラストワンピースは4着に敗れた。

 ルメール騎手(フィエールマン=1着)「ありがとうございます。すばらしい競馬。直線はちょっとだけ我慢しなければなりませんでした。僕の馬、切れ味ありますね。いい瞬発力で、ゴールで届きました。(ゴール後は負けたと思い)ミルコに『おめでとうございます』と言いました。ミルコ、ごめんね。負けたと思った。信じられなかったね。びっくりしました。(先週の府中牝馬Sのディアドラ、秋華賞のアーモンドアイ、富士Sのロジクライに続く重賞騎乗機会4連勝に)みなさま、あらためて応援してくれてありがとうございます。毎週、いい結果が出ています。すごくうれしいです」

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