【菊花賞】8番人気グレイルは10着 9番人気アフリカンゴールドは12着

スポーツ報知
10着に敗れたグレイル(カメラ・保井 秀則)

◆第79回菊花賞・G1(21日、京都・芝3000メートル、良)

 3冠最終戦は18頭立てで争われ、7番人気のフィエールマン(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)が直線で内から抜け出し、先に先頭に立ったエタリオウとの激戦を鼻差で制し、重賞初勝利がクラシックのタイトルとなった。4戦目での戴冠(たいかん)は最少キャリアVで、関東馬の制覇は2001年マンハッタンカフェ以来の17年ぶりとなった。

 2着に2番人気のエタリオウ(ミルコ・デムーロ騎手)、さらに1馬身半差の3着に武豊騎手騎乗の10番人気のユーキャンスマイルが入った。1番人気のブラストワンピースは4着に敗れた。

 岩田騎手(グレイル=10着)「ゲートは出ないのであんなものです。ペースが上がった2度目の下りでちゅうちょしてしまって、勢いをつけられませんでした」

 藤岡佑騎手(ステイフーリッシュ=11着)「思ったより脚をためられましたが、馬場の悪い4コーナーで脚を取られてしまいました」

 松若騎手(アフリカンゴールド=12着)「道中は少し力んでいましたし、もっと早く動けばよかったですね。自分の判断ミスです」

 浜中騎手(コズミックフォース=15着)「スタートがよく前めのポジションで運べました。これからよくなってきそうですね」

 国分恭騎手(アイトーン=16着)「スタートは上手に出てくれたんですが…。最内枠があだとなりました」

 幸騎手(カフジバンガード=17着)「4コーナーでのめるような形になり、手応えがなくなってしまいました」

 北村宏騎手(オウケンムーン=18着)「4コーナー手前の悪い馬場のところでバランスを崩してしまいました」

競馬

×