【天皇賞・秋】16年ダービー馬・マカヒキ、武豊で逆襲だ!

スポーツ報知
一時期の不振から立ち直ったマカヒキ。武豊とのコンビに注目

◆第158回天皇賞・秋・G1(10月28日・芝2000メートル、東京競馬場)

 強いダービー馬の姿を取り戻しつつある。マカヒキは、今年初戦の札幌記念で鼻差2着。骨折明けで約9か月ぶりという過酷な条件での好走が、そのまま友道調教師の手応えにつながる。「去年の大阪杯までは(体調が)いまいちかなという感じだったけど、秋から戻りつつあった。前走はすごく雰囲気が良かったし、負けはしたけど、勝ちに等しい内容だったと思う」

 一昨年の日本ダービーで栄光をつかんだ後、海を渡って挑んだ凱旋門賞が14着。遠征の疲労が尾を引いた影響からか体調が戻りきらず、競馬でもリズムを欠いて結果を出せないまま、2年以上が経過した。前走で復調の兆しを見せたいまは結果が欲しい。その請負人に指名されたのが、新コンビの武豊だ。

 「実は武豊騎手が合っているんじゃないかと、ずっと思っていた。去年もオファーを考えたけど、ずっとキタサンブラックがいたからね。東京の2000メートルは一番走りやすいと思う。何とかタイトルを取ってほしい」と友道師。くしくも鞍上は先週の菊花賞で、馬主も同じだった10番人気のユーキャンスマイルを3着に導いた。G1で3戦連続3着と安定感を見せるユタカと復調したダービー馬のタッグから目が離せない。

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