ボウマン騎手 メルボルンCで1か月の騎乗停止に シュヴァルグランのJC騎乗は絶望的

スポーツ報知
2017年のジャパンCを制したシュヴァルグランとボウマン騎手

 11月6日のメルボルンCでマルメロに騎乗して2着に導いたヒュー・ボウマン騎手(38)=オーストラリア=が1か月の騎乗停止処分を受けたことが分かった。

 同レースの最終コーナーで内側に斜行してチェスナットコートの進路を妨げる不注意騎乗(騎乗停止12開催日)と直線でのムチの過剰使用(騎乗停止8開催日)に加え、0・5キロ(55・5キロ)の負担重量超過での騎乗となったこと(騎乗停止21開催日)が重く判断されて、積算では騎乗停止期間は41開催日となったが、最終的に35開催日の騎乗停止処分が下された。騎乗停止期間は11月8日午前0時から12月9日午前0時になる見込みで、異議申し立てなどで変更になる可能性もあるが、このままの騎乗停止処分となれば、12月9日の香港国際競走への騎乗は可能になる。

 JRAの対応は今後決まることになるが、ジャパンCで連覇を狙うシュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道厩舎)を含め、今月下旬に予定していた短期免許での騎乗は微妙な情勢だ。

競馬

×