【エリザベス女王杯】ルメールと頂点狙う3歳ノームコア、仕上がりに自信

スポーツ報知
ノームコアはラストの反応が光った

◆エリザベス女王杯(7日・美浦トレセン)

 力強いフットワークで駆け抜けた。ノームコアは美浦・Wコースを単走馬なりで4ハロン53秒1―12秒9。最終追い切りの意図について、萩原調教師は「前回と変わらない状態で出られるかどうか。仕上がりはいい感じだと思います」と説明した。

 前走の紫苑Sはレースレコードで3馬身差の快勝。萩原師は「いい意味で春とのギャップが大きかった。しっかりしてきたのが、ああいう結果になったのかなと思う」と振り返った。フラワーC、フローラSで連続3着後、G1には向かわず早めに夏休みに入ったことで、確かな成長曲線を描いた。

 初の関西遠征、初の古馬との戦いと条件は楽ではないが「未知数な部分も多いが、前走は評価していい競馬かなと思っている」と萩原師。まだ底をみせていない3歳馬が女王の座を狙う。

 <G1・5連勝へ、ルメール意欲>

 ○…4週連続でG1連勝中のルメールは、ノームコアで挑むエリザベス女王杯にも意欲十分。「以前はワンペースみたいな感じだったけど、いい脚が使えるようになり春より強くなったと思う。3歳で古馬と対戦するのは大変だけど、ジェンティルドンナもブエナビスタもアーモンドアイもいないしチャンスはある」と、自身の記録を更新する5週連続G1制覇&年間G1・8勝へ手応えを示した。

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