【エリザベス女王杯】2年目G1初出場の川又賢治騎手、6歳ヴァフラームで一発を狙う

スポーツ報知
2年目の川又(馬上)がヴァフラームとのコンビでG1初騎乗に意欲を燃やす

◆第43回エリザベス女王杯・G1(11月11日・芝2200メートル、京都競馬場)

 2年目の川又がヴァフラームでG1初出場を果たす。今年38勝。昨年の9勝から飛躍的に成績を伸ばすホープは「状態は良さそう。条件的にも合っていると思います」と前走でオープン入りに導いた6歳馬と一発を狙う。

 今年5月にフリーとなった以降も順調に勝利を重ねている。「いろんな人と関わることが増えました。まだまだ周りに助けてもらうことが多いんですが」。尊敬する福永からは個人トレーナーを紹介してもらい、フィジカルを強化。日々の調教へ精力的にまたがる姿勢も評価され、依頼する厩舎の数は増え続けている。

 オーストラリアに長期滞在中で、先月のコーフィールドCでG1デビューした坂井は中学の同級生。「高め合える存在」と、常に刺激を受けている。「本番は緊張するでしょうけど、土曜も競馬があるので。まずはそっちに集中です」。前日の福島で好リズムをつかみ、淀の決戦に臨むつもりだ。(吉村 達)

 ◆川又 賢治(かわまた・けんじ)1997年11月19日、東京都出身。17年3月、栗東・森秀行厩舎所属でデビュー。8日現在、JRA通算757戦47勝。158・3センチ、44・9キロ。

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