【福島2歳S】8番人気ジャカランダシティがインを突いて接戦V 荻野極「気持ちの面で成長」

スポーツ報知
福島10R・福島2歳Sを制したジャカランダシティ(左)(福島競馬場)

 11月11日の福島10R・福島2歳S(2歳オープン、芝1200メートル=16頭立て)は、8番人気だったヨハネスブルグ産駒のジャカランダシティ(牡2歳、栗東・牧浦充徳厩舎)が最内から抜け出し、2勝目を挙げた。勝ち時計は1分10秒5。

 中団の馬群の中で脚をためると、残り200メートル過ぎで一気にインへ。内からしぶとく脚を伸ばし、外から迫る1番人気のパイロテクニクスを鼻差抑えてゴールした。

 騎乗した荻野極騎手は「直線では狭いところに入ってくれて、気持ちの面で成長していますね。最後も踏ん張ってくれました」とパートナーをたたえた。牧浦調教師は「2走前の小倉2歳S(10着)の時は覇気がなかったが、前走くらいから状態が上がってきて、いい状態でレースに臨めた。直線ではうまく内からさばいてくれてました。新馬戦は逃げ切っているのですが、今回のように我慢する競馬ができるようになり、幅が出てきた感じがします」と成長を感じていた。

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