【東スポ杯2歳S】カテドラル、しっかり反応 ワグネリアンと同じダービーロード歩む

スポーツ報知
パワフルに駆け上がるカテドラル

◆東京スポーツ杯2歳S追い切り(14日・栗東トレセン)

 第23回東京スポーツ杯2歳S・G3(17日、東京)で無傷の3連勝を目指すカテドラルが14日、栗東・坂路で追い切った。単走でラスト重点に追われ、54秒2―12秒2のタイムで力強く駆け上がった。

 池添学調教師は「先週、先々週とCWコースで負荷をかけており、輸送もあるので今週は楽に。しまいで肩ムチを入れてもしっかり反応できていましたし、いい動きでしたね」と納得の表情。

 中京・芝2000メートルでデビューし、野路菊Sでの2連勝は昨年のこのレースを制したワグネリアンと同じ。その日本ダービー馬の主戦でもある福永は「センスがいい。どんな競馬もできそう」と過去2戦から自在性を感じ取る。中間は1週前追い切りに乗り「前回でハナに行った影響もなく、しっかり抑えが利いていた」と好感触を得ている。

 「左回りの方が力を抜いて走れている感じ。今後に生かせるようなレースを」と池添学師。出世レースを制し、牡馬クラシック戦線を引っ張る存在となるか。(吉村 達)

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