【ジャパンC】ミッキーロケット、2馬身遅れも音無調教師は納得

スポーツ報知
宝塚記念を制したミッキーロケット

◆ジャパンC1週前追い切り(14日・栗東トレセン)

 次週のジャパンC(25日、東京)でG1・2勝目を狙う今春のグランプリホース、ミッキーロケットが14日、栗東の坂路で1週前追い切りを行った。

 マイルCS出走のレッドアヴァンセ(5歳オープン)と馬体を並べて進め、フィニッシュ直前だけいっぱいに追って53秒1―12秒7の時計で2馬身遅れた。「まだ来週があるから。アヴァンセが動くから、こんなものでしょう」と音無調教師は納得の表情を見せた。

 秋初戦の天皇賞・秋は5着。放牧先での調整が遅れ、京都大賞典からの始動予定をスライドさせた経緯もあり、「前走は距離が短かった。それに4コーナーで行き場をなくして、そのぶんスパートが遅れた。瞬発力勝負は良くないからね」と音無師は悲観していない。「距離延長はいい方に出る。1回使えたことは良かったし、もともとこのレースではいい競馬をできると思っていたので楽しみ」と期待十分だ。(宮崎 尚行)

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