【次回注目馬】今が充実期 良馬場でも走ったアメリカズカップ
スポーツ報知
◆アメリカズカップ（１１月１７日、京都１１Ｒ、アンドロメダＳ、オープン、芝２０００メートル＝３着）
これまでオープンでの３勝のうち２勝を重、不良馬場で挙げる道悪巧者。先週末は当初、雨予報だったが、結局は降らずに良馬場での施行となり、当日朝の栗東で「雨が降ると思っていたのに…」と肩を落とす音無調教師の姿が印象に残っていた。
しかし、だ。レースでは今までの先行策とは違う後方から差す競馬で、直線はグイグイと差を詰めての３着。生野助手から「今、具合だけなら本当にいいんです」と聞いていたが、その言葉も納得のレースぶりだった。もちろん、理想は道悪での先行策だろうが、今の出来のよさなら、良馬場であろうと、引き続き好勝負を演じても驚けない。（山本 武志）
