【ジャパンC】アーモンドアイ、来年は世界へ シルク米本代表「来春はまずドバイがターゲットに」

スポーツ報知
スタンドを埋め尽くしたファンの声援に、ガッツポーズで応えるアーモンドアイのCルメール騎手(カメラ・高橋 由二)

◆第38回ジャパンC・G1(25日、東京・芝2400メートル、良)

 外国馬2頭、地方馬1頭を含む14頭立てで争われ、断然1番人気の3冠牝馬アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎、クリストフ・ルメール騎手)が、好位追走から直線で抜け出すと、2012年ジェンティルドンナ以来、史上2頭目となる3歳牝馬Vを果たした。勝ち時計は2005年ジャパンC(アルカセット)の2分22秒1を大きく更新する2分20秒6のコースレコードだった。

 2着に逃げた4番人気のキセキが残り、3着に2番人気のスワーヴリチャードが入った。

 アーモンドアイを所有する(有)シルクレーシングの米本昌史代表「時計が速すぎたことが逆に心配ですが、素晴らしい競馬でした。国枝先生(調教師)とも話しましたが、これで世界の頂を目指すことになるでしょう。すべての面で初めてのことを運んできてくれる、夢を実現してくれる馬。初勝利は東京でしたが、1年後にこんなことになっているとは思ってもみなかったです。一歩一歩積み重ねて課題をクリアしてきた結果でしょう。ジャパンカップを勝てば、世界に行くしかありません。世界に強い牝馬がたくさんいます。来春はまずドバイがターゲットになってくるでしょう。その先には凱旋門賞を含めて、いろんなレースが見えてくると思います」

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