【阪神JF 荻野極騎手に聞く】スタークォーツでG1初挑戦「自信持っていいと思います」
スポーツ報知
◆第70回阪神JF・G1(12月9日・芝1600メートル、阪神競馬場)
―スタークォーツで挑む阪神JFはデビュー3年目で自身のG1初挑戦となります。
「オーナーさんと寺島調教師には本当に恩があり、感謝の気持ちでいっぱいです。僕にとって初めてのG1の舞台になりますが、スタークォーツの競馬ができたらいいなと思います」
―この馬の良さは。
「ダート(未勝利戦)で乗って勝たせてもらいましたが、性格が真面目なところがいいですね。(福永騎乗で勝った芝の)前走は思っていた以上にいい走りをしていたと思います。マイルに関しては走ってみないと分かりませんね」
―G1でメンバーが強化されます。
「確かにメンバーは強いですが、この子も2勝していますからね。コンスタントにレースも使えているので自信を持っていいと思います」
―現在95勝。節目の勝利が近づいてきました。
「100勝はあまり気にしていません。ですが、ここまで成績を積み重ねられたのは関係者、調教師、オーナーの方々の力があってのことです。だから、もっと頑張っていかないとと思います」
◆荻野 極(おぎの・きわむ)1997年9月23日、東京都出身。21歳。ドリームジャーニーが制した09年有馬記念を見て騎手を目指し、16年に騎手免許を取得。同年3月5日に栗東・清水久厩舎からデビュー。同年4月10日の阪神3Rで単勝433・9倍の15番人気タガノインペーロを勝利に導き、29戦目で初勝利。18年6月7日からフリーに。JRA通算95勝。161センチ、45・9キロ。血液型O。