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【こちら日高支局です・古谷剛彦】来年種付け開始 個性豊かな輸入種牡馬5頭に注目 

2018年12月5日7時0分  スポーツ報知

 先週、日本軽種馬青年部連絡協議会が主催した、合田直弘さんの講演会について少し触れた。講演の最後に、来年から日本でけい養される種牡馬の解説があった。スタッドインする輸入種牡馬の特徴や、日本に適した面などを整理する意味でも、たいへん勉強になった。ここで改めて、国内で繋養される輸入種牡馬5頭を紹介する。

 社台スタリオンステーションで繋養されるマインドユアビスケッツ(牡5歳)は、ドバイ・ゴールデンシャヒーンを連覇。特に、今年は極端な前残り傾向のなか、次元の違う脚で追い込み、レコード勝ちを収めた。その後、マイル、9Fと距離を延ばしても好走を続けた。自身はダート短距離でG1を3勝したが、デピュティミニスターの3×4のほか、ブラッシンググルーム、ヘイルトゥリーズンのインブリードを持ち合わせていることから、配合次第で距離の融通や芝での活躍馬を送り出す可能性も十分にあるといえる。

 11月24日にアロースタッドに到着したシャンハイボビー(牡8歳)は、12年ブリーダーズCジュヴェナイルを無敗の5連勝で制した。アメリカでの産駒は筋骨隆々ではなく、脚長でシャープな馬が目立ち、実際、芝で活躍する産駒が多数出ている(シャトル供用のブラジルでも)。その点では、仕上がりの早さが求められるうえに、芝が中心の番組となっている日本でのけい養は、あらゆる可能性を秘めているといえるだろう。

 JBBA静内種馬場に入るデクラレーションオブウォー(牡9歳)は、13年クイーンアンS、英インターナショナルSを勝つなど、ヨーロッパで活躍したウォーフロント産駒。アメリカのトップサイアーであるウォーフロントの後継種牡馬で、初年度産駒から重賞ウィナー(フランス2000ギニー勝ちのオルメドなど)を送り出している。マッチョな馬体に出る産駒ながら、芝で活躍するばかり。その点でも、日本にスタッドインするのは楽しみだ。

 レックススタッドが導入したビーチパトロール(牡5歳)は、キングマンボ系のレモンドロップキッド産駒で、17年アーリントンミリオンなどアメリカでG1を3勝している。逃げ馬をマークして早めにつかまえる戦法を得意としており、サンデー系との配合で瞬発力を兼ね備えると、大物を送り出す可能性も。

 ビーチパトロールが2着だった昨年のブリーダーズCターフで勝利を収めたタリスマニック(牡5歳)は、ダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスでけい養されることが発表されている。メダーリアドーロの直子で、3歳時に仏ダービー4着という戦績はあるが、本格化なったのは4歳春以降。フォワ賞3着の後、BCターフを制し、香港ヴァーズでも2着に健闘。ヨーロッパ調教馬としては、乾いた馬場への対応力があり、日本での成功の可能性は秘めている。(競馬ライター)

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