【次回注目馬】直線で進路がなくなったグレイル スムーズなら反撃必至

スポーツ報知

◆グレイル(12月8日、中京11R・中日新聞杯・G3・芝2000メートル=13着)

 直線は内で詰まってしまい、万事休す。外に出そうとしたが、前が塞がってしまい、不完全燃焼のまま終わってしまった。津村騎手は「いい位置で競馬ができたけど、スペースが空きませんでした。左回りはこなせそうな感じがします」と振り返った。

 アーモンドアイ、ルヴァンスレーヴなど、レベルが高いとされる3歳世代。このレースの勝ち馬も同じ3歳のギベオンだった。セントライト記念でしぶとく伸びて3着に来ており、上の世代が相手でも十分に戦える実力がある。

 年長馬との初対決はもったいないレースになったが、スムーズに運ぶことができれば即反撃となるはずだ。(内尾 篤嗣)

競馬

×