【次回注目馬】芝スタート、内枠が向かなかったダイヤレイジング 反撃十分

スポーツ報知

◆ダイヤレイジング(12月8日、中山6R・2歳新馬、ダート1200メートル=6着)

 4角9番手から0秒9差6着まで追い上げたように、直線で伸びたが、前半の展開が向かなかった。ゲートはしっかりと決めて好スタートも、「スタートは速いと聞いていたが、最初の芝の部分で二の脚を使えなかった」と酒井。やや中団の後ろで構える形になり、直線でようやく見せ場をつくった形だった。

 内の2番枠により馬群でもまれたことにより、鞍上は「砂をかぶって、ハミを取りきれなかったりしたところも。外に出したら、差を詰めて伸びてくれた。最初からダートの1200メートルだったら、もっとポジションも取れると思う」と、不向きな流れを悔しがった。条件、舞台替わりで変わり身を見せる要素は十分だろう。(坂本 達洋)

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