【朝日杯ＦＳ・ワタシの◎　別府真衣】グランアレグリア、スケールの大きさ一番

◆第７０回朝日杯ＦＳ・Ｇ１（１２月１６日・芝１６００メートル、阪神競馬場）

　先週８日は誕生日でした。高知競馬の開催日で「祝まいーご誕生日特別」、「祝！真衣おめでと特別」など４つも私の名前が入った協賛レースを行っていただき、本当に感謝です。競馬の後には夫（宮川実騎手）をはじめ、ジョッキー仲間と楽しいパーティー。バースデーケーキを用意してもらい、うれしい日となりました。

　昨年はダノンプレミアムを本命にして、朝日杯ＦＳを的中できました。同じように新馬、サウジアラビアロイヤルＣと無傷２連勝中のグランアレグリアからいってみます。今年は無敗の馬が４頭いるけど、スケールの大きさでは一番。前走は出遅れて引っかかりながらも２番手に押し上げ、直線でまた伸びる圧巻の内容でした。

　２歳の今の時期、仕上がりの早さ、完成度の高さでは牝馬の方が上のイメージがあります。牡馬がしっかりしてくるのは、もうちょっと先でしょう。この子はもまれた経験がないことが心配ですが、そこはルメールさんの腕を信頼しています。今までの２戦のように、うまく先行することができれば、勝利に一番近いと思います。（高知競馬騎手）

　【別府真衣騎手の印】

◎（２）グランアレグリア　

○（６）アドマイヤマーズ　

▲（１１）ケイデンスコール　

★（１４）ファンタジスト　　

△（５）マイネルサーパス　

△（８）ディープダイバー　

△（１３）ニホンピロヘンソン

　◆別府　真衣（べっぷ・まい）　１９８７年１２月８日、高知県生まれ。３１歳。０５年１０月に高知でデビュー。地方通算７０８勝。通算重賞４勝。愛称は「まいーご」。夫は高知の宮川実騎手。１５１センチ、４１キロ。血液型Ｏ。秋のＧ１馬券プレゼントは５戦３勝。