【朝日杯FS 田中歩の馬と歩もう】グランアレグリアの筋肉にほれぼれ

スポーツ報知
牝馬グランアレグリアの筋肉にほれ込んでいる田中歩アナ。巨人の新戦力のこの人も相当なものです

◆第70回朝日杯FS・G1(12月16日・芝1600メートル、阪神競馬場)

 こんにちは! 先週の阪神JFはダノンファンタジーが2歳女王に。◎のクロノジェネシスも最速上がりでよく追い込んでくれました。これで私自身は4連勝! 最後まで連勝を伸ばしたいものです。

 さて、今週も注目の2歳戦。本命はグランアレグリアにします。東京マイルのデビュー戦で2着に負かした相手はダノンファンタジー。それも1分33秒6の好タイムをマークしました。続くサウジアラビアロイヤルCは2番手から抜け出して完勝。男勝りなレースぶりと、ほれぼれしてしまう筋肉は牝馬らしからぬ強さを感じます(なんだか自分のようで…笑い)。

 今週の追い切りでは右後肢の落鉄もありましたが余力残しで先着! あとは輸送をこなすだけ。パワーアップした馬体も維持できおり、ここも通過点にすぎないでしょう。

 対抗は、前走で末脚が光ったマイネルサーパス。デビュー戦からなかなか真っすぐ走れなかったり、気性の難しさが出ていますが、前走は落ち着いて後方から差し切り、従来のレコードを2秒も詰めました。中間は前に馬を置くスタイルで調教を積み、課題が改善。引き続き騎乗する丹内騎手のガッツある手腕に期待します。

 3番手はケイデンスコール。全3戦で最速上がりを繰り出す末脚は、さすがロードカナロア産駒。休み明けですが、乗り込み豊富で、走りもパワフル。最終追い切りの動きは一番良く映りました。速い脚を長く使える点が阪神で生きるでしょう。(フリーアナウンサー)

 【田中歩アナの印】

◎(2)グランアレグリア

○(5)マイネルサーパス

▲(11)ケイデンスコール

★(6)アドマイヤマーズ

△(1)クリノガウディー

△(4)ドゴール

△(14)ファンタジスト

 ◆田中 歩(たなか・あゆみ)茨城県出身。大学卒業後、客室乗務員を経てフリーアナウンサーに転身。現在、グリーンチャンネル「海外競馬中継」、「Go Racing!」や南関東地方競馬中継などに出演中。父は美浦の田中剛調教師。

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