【中山新馬戦】シャンハイボビー産駒のハクモクレンが逃げ切り 父は来年から日本で供用

スポーツ報知
デビュー戦に勝利したハクモクレン(カメラ・池内 雅彦)

 12月15日の中山6R・2歳新馬戦(ダート1800メーートル、16頭立て)は、1番人気に推された外国産馬のハクモクレン(牝、美浦・萩原清厩舎)が逃げ切った。勝ち時計は1分57秒6。

 スタート直後に先頭に立ち、2馬身のリードを後続つつけて逃げると、直線でもしぶとく伸び、上がり3ハロンは最速の39秒7をマーク。1馬身3/4差をつけて押し切った。同馬の父のシャインハイボビーはハーランズホリデー産駒の米国産馬で、14年に米国で種牡馬入りして、初年度産駒がデビューした17年から北米、シャトル供用されたブラジルで活躍馬を輩出。来年から日本のアロースタッドで供用されることが決まっている。

 騎乗した三浦皇成騎手は「追い切りにも乗せてもらって、テンションは(調教時との比較でも)今までで一番良かった。行く気はなかったが、スピードの違いで逃げる形に。風の強いなか、よく頑張ってくれました」と納得の表情だった。

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