マーフィー騎手がJRA初勝利!「日本でうまくなっていく姿を見てほしい」

スポーツ報知
舞浜特別のサニーダンサーでJRA初勝利を挙げたマーフィー騎手

 初めて短期免許を取得して来日しているオイシン・マーフィー騎手(23)=アイルランド=は12月15日、中山10R・舞浜特別(3歳上1000万、ダート1200メートル=16頭立て)で6番人気のサニーダンサー(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎)に騎乗し、JRA初勝利を挙げた。

 15番枠スタートから果敢に先行してハナを奪い、約1馬身リードの逃げ。ラスト1ハロンで合図を出すと反応よく伸び、2着のフランシスコダイゴに1馬身1/4差をつけて逃げ切った。

 マーフィー騎手は「日本に来ることが夢だったので、来日できてうれしいですし、結果を出せてよかった。加藤先生(調教師)や、乗せていただいたオーナーさんなど、多くのサポートに感謝しています。日本の競馬は世界一。日本の競馬に慣れて、うまくなっていくところを見てほしいです。アリガトウゴザイマス」と笑顔を見せた。

 マーフィー騎手はアイルランド生まれの23歳で、2013年にイギリス騎手免許を取得。今年のイギリス・リーディングで2位に入った。欧州各国はもちろん、オーストラリア(13/14年)、UAE(14/15年)、香港(16/17年)と活躍の場を世界に広げ、昨年の仏フォレ賞(アクレイム)でG1初制覇。英国馬ロアリングライオン(英エクリプスSなどG1・4勝)の主戦を務めるなど、G1は通算11勝をマークしている。

 今週のG1騎乗はないが、来週の有馬記念・G1(12月23日、中山・芝2500メートル)はミッキーロケット(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)に騎乗する。

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